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横浜中華街雅デンタルクリニック

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歯

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歯のための水分補給

横浜元町の歯科、横浜中華街雅デンタルクリニックです。

今回のテーマは、「歯のための水分補給」です。

6月に入り、気温も上がってきましたね。暑くなると水分補給が大切になってきますが、歯にとっても水分補給は大事なんです。今回はその理由をご説明しましょう。

水分不足だと唾液も減る!?

人間の体の多くは水分です。体内の水分の割合は個人差もありますが、成人の場合、体重の5~7割だといわれています。

体内の水分は、摂取と排出のバランスがとれ、一定量を保つように調節されています。
しかし、夏場のように汗をたくさんかいているのに水分の摂取が足りていないなど、水分の摂取と排出のバランスが崩れると起こるのが脱水症や熱中症です。

体内の水分量の5%を失うと脱水症や熱中症の症状が現れ、20%を失うと命を落とすといわれています。脱水が起こると血液中の水分が減少し、血液がドロドロになるために血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞を起こすリスクも上がります。

そんな体内の水分不足は口の中にも影響が出ます。
体内の水分が不足すると口の中も乾く、つまり唾液の量が減ってしまうのです。

歯にも水分補給が必要です

普段から水分をよく摂取する方は、お口のトラブルはもちろん、病気にもかかりにくいといわれています。それはなぜでしょう?

喉や鼻の粘膜には「線毛(せんもう)」と呼ばれるきわめて細くて短い毛のような組織があり、ウイルスや細菌などが体内に入るのを防ぎ、それらを排出してくれます。
しかし、体内の水分量が減るとこの線毛も乾燥してしまい、ウイルスや細菌が体内に入りやすくなってしまうのです。

また、体内の水分量が足りていると、さらっとした良質な唾液が作られます。
唾液にはお口の中をきれいに保つ自浄作用があるため、体内の水分が足りていると十分な唾液が出て口の中を洗浄してくれ、虫歯や歯周病を予防してくれるというわけです。

適切に水分を摂ることは、体はもちろんお口の中を健やかに保つためにも大事なんですよ。

歯のためによい飲み物

お口の健康のために水分は必要ですが、水分であれば何でもよいわけではありません。
コーヒーやお茶を水分代わりにたくさん飲むと、歯の表面に色素沈着が起きてしまうので注意が必要です。

また、清涼飲料水は非常に多くの糖分を含んでいます。
そのため、糖分の摂取量が増えてしまい、体への悪影響が出るのもちろん、過剰な清涼飲料水の摂取は虫歯のリスクも高めてしまいます。

熱中症予防に効果的といわれているスポーツドリンクにも砂糖や甘味料が含まれているので、飲み過ぎには注意をしましょう。
歯のためにおすすめの水分はやはり水です。水を飲むことを基本に、スポーツドリンクは水分補給の補助的な感覚で飲むようにするのがよいと思います。

まとめ

いかがでしたか?

最後に、「歯のための水分補給」についてまとめます。

人間の体の多くは水分です。そのため、体内の水分が減ると唾液も減ります。唾液には自浄作用があり、水分不足によって唾液が減ると、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。

お口の中の健康を守るためにも水分が必要で、おすすめは水。
清涼飲料水やスポーツドリンクの飲み過ぎには注意が必要です。