インプラント
implantインプラントは、歯を失った箇所に人工の歯根(インプラント)を埋入し、歯を補う治療法です。入れ歯(義歯)よりしっかりとかめるうえ審美性に優れています。
歯についてこんな悩みありませんか?
✓入れ歯(義歯)を入れたくない。
✓入れ歯(義歯)が合わず、はずれてしまう。
✓失った歯をなんとかしたい。
インプラントとは
インプラントとは虫歯や歯周病などで歯を失った部位の顎の骨に人口の歯根を埋め、そのインプラントに義歯を付ける治療方法です。
インプラントは義歯をしっかりと固定できるのでかみづらい、しゃべりづらいといった不具合がなく、見た目の違和感もありません。また、インプラントは歯を削ったりしないので、残っている歯に負担をかけずに治療をおこなえます。
インプラント治療の流れ
STEP1 診断と治療の説明
じっくりとカウンセリングをし、インプラントの治療計画を立てます。患者様の要望やお悩みに答えるよう適切な治療をご提案します。
STEP2 レントゲン・CT検査
レントゲンやCTによる診査、診断をおこない、歯や顎の骨の状態、かみ合わせなどを総合的に判断し、治療計画を立てます。
STEP3 インプラントの埋入手術
インプラントを埋め込む一次手術をおこないます。インプラント埋入後は、インプラントと顎の骨が結合して安定するまで数か月ほど待ちます。
STEP4 インプラント装着
傷が落ち着いたら、いよいよインプラントを装着します。
STEP5 メンテナンス
定期的に歯科医院でかみ合わせのチェックやクリーニングなどのメンテナンスをおこないます。インプラントの良好な状態を長持ちさせるには、毎日のセルフケアとメンテナンスが大切です。
インプラントのメリットとデメリット
インプラントのメリット
・自分の歯と同じようにしっかりとかめる。
・入れ歯やブリッジのように、ほかの歯を削ったり、負担をかけたりすることがない。
・入れ歯やブリッジのように、クラスプ(バネ)やプラスチックなどの構造物がないため違和感がない。
・自然な見た目で、審美性に優れる。
インプラントのデメリット
・手術が必要である。
・治療期間が長い。
・保険適用外なので、治療費が高額。
【Q&A】インプラントよくある質問
Q インプラントは誰でもできますか?
A インプラントは手術を伴う治療です。高血圧症や心臓疾患などの循環器系疾患、喘息などの呼吸器系疾患、糖尿病や骨粗鬆症などの疾患、腎臓や肝臓の機能障害がある場合には注意が必要です。また、服用されている薬によっては、インプラント治療が適さないこともあります。そうしたことも含め、インプラント治療の前には患者様と歯科医師とで十分なカウンセリングをおこないます。
Q 歯周病にかかっていますが、インプラント治療を受けることができますか?
A 歯周病にかかっている場合、治療後のインプラントの残存率が低いことが報告されています。 歯周病にかかっている場合は、歯周病の治療をしてからインプラント治療をおこなうことをおすすめします。
Q インプラント治療は痛くないのですか?
A インプラントの埋入手術には局所麻酔を使用します。ですから手術中に痛みを感じることはありません。しかし、麻酔効果は一定時間しか持続しないので、手術後に鎮痛薬を服用していただきます。手術後の痛みは、症例によって異なりますし、痛みの感じ方には個人差もありますが、通常の場合、鎮痛薬を数回服用すると痛みは次第に治まります。
まとめ
インプラントは失った歯を補う治療のひとつとして近年注目されています。インプラントは自然歯のようにしっかりとかめ、見た目も違和感がありません。いまの入れ歯が合わない、審美性にこだわりたい方などはインプラントのご検討をおすすめします。
何かご質問やお困りのことがありましたら、当院スタッフまでお気軽にご相談ください。