ホワイトニング
teeth-whitening歯は、生活習慣や加齢、喫煙などによって黄ばんでいきます。ホワイトニングは、そうした歯を白くする施術です。
歯の色についてこんな悩みありませんか?
✓歯の汚れが気になる。
✓歯の黄ばみが気になって口を開けて笑えない。
✓年齢と共に歯の色がくすんできた。
ホワイトニングとは
ホワイトニングとは、薬剤を使い、歯の黄ばみを分解して自然な白さにする施術です。
歯の表面の汚れは「歯のクリーニング(PMTC)」で落ちますが、ホワイトニングは歯の表面に付着した色素を落とすだけでなく、歯の内側から白くします。
ホワイトニングの種類
ホワイトニングには、3種類があります。
ホームホワイトニング
歯科医院に何度も通わずにご自宅でできるホワイトニングです。
まず歯科医院で歯型をとり、マウストレーを作製します。そして、ご自宅でそのマウストレーにホワイトニング剤を入れて装着し、歯を白くします。
通常2~4週間の間、1日数時間マウストレーを装着します。
オフィスホワイトニング
歯科医院で専用の薬剤とライトを使用しておこなうホワイトニングです。
オフィスホワイトニングは、短時間で歯を白くすることができ、たとえば結婚式の前など、すぐに歯を白くしたい場合にも対応します。ホームホワイトニングと比べて一度で効果を実感しやすいのが特長です。
当院では、光重合器によるオフィスホワイトニングを積極的におこなっており、過酸化水素30%、35%、40%を揃えています。
ただ、高濃度の薬剤(過酸化水素)を使用するため、オフィスホワイトニングを受けた後2〜3日は知覚過敏を起こしやすくなります。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングとは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを並行しておこなうホワイトニングです。
歯医医院でオフィスホワイトニングをしつつ、ご自宅でもホームホワイトニングをおこないます。
デュアルホワイトニングの「デュアル」には「2重」という意味があり、デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせることでより白い歯を実現し、ホワイトニング効果も長持ちします。
歯が黄ばむ原因
象牙質の黄ばみ
歯は「エナメル質」「象牙質」「神経」という3つの層でできています。歯の内部にある象牙質はもともと黄ばみをもった組織です。
日本人は外側のエナメル質が薄いため、歯の内部にある象牙質の黄ばみが透けて黄ばんだ歯に見えます。歳をとるとこの象牙質が分厚くなってくるため、黄ばんで見えるようになります。
加齢や生活習慣による黄ばみ
食べ物や飲み物、たばこなどの色素が歯の表面に付着し、蓄積したことで歯の黄ばみが起こります。歯に着色しやすいのは、コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーなどです。
これらが原因の着色の場合、歯のクリーニング(PMTC)で落とすことができる場合もあります。
オフィスホワイトニングの流れ
STEP1 問診・診査
口の中全体の診査をおこないます。虫歯や歯周病などがある場合は、ホワイトニングの前に治療をおこないます。
STEP2 歯のクリーニング(PMTC)
ホワイトニングの効果を十分に発揮するため、歯の表面に着色がある場合はホワイトニングの前に歯のクリーニング(PMTC)をおこないます。
STEP3 ホワイトニング
歯の表面に薬剤を塗り、光を当てて歯を白くしていきます。
ホームホワイトニングのメリットとデメリット
ホームホワイトニングのメリット
・低濃度の薬剤を使用するため、歯へのダメージが少ない。
・自分の生活リズムに合わせて気軽におこなえる。
ホームホワイトニングのデメリット
・少しずつ効果が表れるため、実感するまでに時間がかかる。
・ホワイトニング後約12~24時間は飲食物の色を吸収しやすいため、色の濃い飲食物(コーヒー・赤ワインなど)や喫煙を制限する必要がある。
オフィスホワイトニングのメリットとデメリット
オフィスホワイトニングのメリット
・即効性があり、1回の施術でもホワイトニングの効果を実感できる。
・部分的にホワイトニングできる。
・歯科医師や歯科衛生士が施術するので安心。
オフィスホワイトニングのデメリット
・高濃度の薬剤(過酸化水素)を使用するため、一時的に知覚過敏を起こす場合がある。
デュアルホワイトニングのメリットとデメリット
【メリット】
・ホワイトニング効果を短時間で実感できる。
・ホワイトニング効果が持続する。
・より白くできる。
【デメリット】
・薬剤によって痛みが出る場合がある。
・ホワイトニング後、着色しやすいもの(赤ワイン、コーヒーなど)を避けなくてはならない。
・費用がかかる。
ホワイトニングで注意する点
・歯の神経がない場合やかぶせ物などはホワイトニングでは白くなりません。
・ホワイトニングをすることで知覚過敏が生じることがあります。ただ、ホワイトニングによる知覚過敏は一時的なものが多いのでしばらくすると改善します。
・ホワイトニングの効果は永久的に持続するものではありません。少しずつ色戻りが生じるため、定期的にホワイトニングをおこなうことをおすすめします。
【Q&A】ホワイトニングよくある質問
Q ホワイトニングに保険は適用されますか?
A ホワイトニングは病気やケガの治療ではなく審美目的の治療となるので、保険は適用されません。
Q ホワイトニングで副作用はありますか?
A ホワイトニングには薬剤(過酸化水素)を使用するため、表面が荒れやすい、知覚過敏になりやすいなどの症状が出る場合があります。ただ、そうした症状は一時的な場合が多く、2~3日程度で改善されます。
Q ホワイトニング後、歯みがきで気をつけることはありますか?
A ホワイトニング後およそ1週間は、ホワイトニング用の歯みがき剤をお使いください。研磨剤の粒子が粗い歯みがき剤は、歯の表面を傷つけ、その傷に汚れが吸着してしまいます。
まとめ
歯の黄ばみを解消するホワイトニング。当院では、家庭でじっくりと歯を白くするホームホワイトニングと、光重合器によるオフィスホワイトニングをおこなっております。
ホワイトニングの効果をより高めるためには、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用したデュアルホワイトニングを推奨します。
何かご質問やお困りのことがありましたら、当院スタッフまでお気軽にご相談ください。
ホワイトニングはお電話にてご予約の上来院ください。