歯科用語集 -ラ行
terminology-09ラ
ラミネートベニア
歯の表面を薄く削り、そこへ薄いセラミックシェル(付け爪のようなもの)をつける治療法で、歯の見た目(形や白さ)を永久的に保つ場合に使われる。
乱ぐい歯
歯がでこぼこに生えた状態。「叢生(そうせい)」とも呼ばれる。
上顎犬歯が外側に飛び出ている「八重歯」も乱ぐい歯のひとつ。
リ
リテーナー
歯を動かしてきれいに並んだあと、歯が後戻りしないよう安定させるための装置。保定装置ともいう。
リドカイン
神経を麻痺させ、一時的に痛みを感じなくさせるために使用。局部麻酔薬のこと。
リンガルブラケット
歯の裏側(舌側)にブラケットをつける矯正治療。
リングレット
アーチワイヤーをブラケットにとめるための小さな輪ゴム。
ル
ルートコントロール
歯根の向きのコントロールのこと。
ルートプレーニング
キュレットという治療器具を使用し、歯根表面から歯垢や歯石が作るバクテリアの毒素を取り除き、歯周病感染の原因を除去すること。
レ
レーザー治療
赤外線のエネルギーを用い、歯周病や虫歯に感染している歯を分解、殺菌する事ができる治療法。
歯を削ることがないので痛みがなく、治療後の腫れもない。歯周病や虫歯治療以外にも、知覚過敏、口内炎、歯ぐきの黒ずみ、ホワイトニングなどでも使用。
レジン
歯科でよく用いられるプラスチック系の素材のひとつ。
リテーナーのプラスチック部分、ブラケットを歯に接着するときの素材もレジンである。その他、虫歯の修復に使う素材や入れ歯の素材も多くがレジンである。
レジン床義歯
プラスチック素材の入れ歯で保険が適用される。
弾力が弱く、負荷がかかりすぎてしまうと、破損の可能性がある。強度をあげるため分厚く製作されるので、違和感を覚えたり、食べ物の熱や冷たさが伝わりにくいという欠点もある。
ロ
弄唇癖(ろうしんへき)
唇を前歯で噛んだり、吸い込んだりする癖のこと。
唇の力が常に歯にかかることになるので、不正咬合の一因になるといわれている。
弄舌癖(ろうぜつへき)
舌を弄ぶ癖。無意識に舌を上下歯牙の間に入れてしまうので、開咬や前突などの一因になるとわれている。
6歳臼歯
5、6歳頃に子どもの歯(乳歯)の奥に6歳臼歯(第一大臼歯)と呼ばれる、新しい大人の歯(永久歯)が生えはじめる。この歯を6歳臼歯という。